プロが教える初期費用の抑え方
賃貸情報を見ていると
敷金(しききん)○万円・礼金(れいきん)○万円とかありますよね?
敷金と礼金の意味をきちんと理解すれば、賃貸契約の時に交渉しやすくなり、敷金礼金が安くなることもあるので把握しましょう。
この記事では
について解説します。
敷金・礼金って何?
「あっ、この物件いいな!」
と気に入った物件が見つかった時に、ネックになるのが敷金と礼金の存在。
敷金とは?
賃貸物件は、部屋を退去する時には借りた時と同じ状態にして返却する必要があります。
敷金とは、不注意で出来た傷等の修理費用のことです。
敷金を入居時に大家さんに預けて、退去時に敷金から修理費用を差し引いた金額を返却してもらうという仕組みです。
要は、退去時の修理費用の預り金の事です。
敷金から支払われる修理の一例
②間違った使い方での給湯器の破損
③壁紙等にタバコのヤニを付けた
④椅子・テーブル等で床に傷を付けた
⑤引越し中に出来た傷
⑥ペットやタバコや生活臭等の強い臭い
住んでる時に不注意で出来た傷については、借り主に修理費がかかるってことね。当然ですね(笑)
普通に住んでて出来た傷や劣化は、大家さんが負担します。なので、敷金は注意して住んでいれば全額戻ってくることがあるんです。
礼金とは?
大家さんに支払う「お礼金」の事です。
礼金は、解約時に戻ってくることはありません。
契約するのにお礼のお金を払うなんて、なんか違う気がする…。
古い習慣ですからね。
最近では、礼金0円の物件も多く出てますよ。
敷金・礼金の相場とは?
地域によって相場は異なりますが、
相場 | |
敷金 | 家賃1ヶ月分〜2ヶ月分 |
礼金 | 家賃1ヶ月分〜2ヶ月分 |
となります。
契約時には、敷金と礼金とは別に
- 仲介手数料(家賃の1ヶ月分)
- 前家賃(家賃の1ヶ月分)
が必要になります。
賃貸契約にかかる費用
賃貸物件の契約には、以下の項目の費用がかかります。
【賃貸契約にかかる費用】
- 敷金(大家さんへ)
- 礼金(大家さんへ)
- 仲介手数料(不動産会社へ)
- 前家賃(大家さんへ)
例)家賃7万円、敷金2ヶ月、礼金2ヶ月の場合
費用 | |
敷金 | 14万円 |
礼金 | 14万円 |
仲介手数料 | 7万円 |
前家賃 | 7万円 |
合計額 | 49万円 |
わ〜〜!こんなにかかるんですね?大家さん取り過ぎじゃない?
敷金・礼金を安くする方法 実は交渉次第で減らせることも!?
敷金・礼金は交渉次第で安くすることが可能です。
『敷金や礼金が安くなれば入りたいのになぁ。』
というように不動産会社の担当者に伝えると、減額してくれることがあります。
ただ、闇雲に値引き交渉しても失敗に終わることもあるので交渉材料を揃えましょう。
【敷金・礼金を安くしてもらう時の交渉材料】
- 即入居が出来る
- 長く住める
- 丁寧に使える
- 安定した仕事がある
- ペットがいない
- 子供がいない
- 入居時に部屋のクリーングが要らない
交渉材料があれば、安く入居出来る場合があるのね!
敷金礼金を安くするように交渉するのも大事ですが、引越し費用を劇的に安くする裏技もあるんですよ!